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私の席の隣には若いカップルが座っていた。彼らは予告の時からずーっとポップコーンを食べながら観ていた。ポップコーンを取り口に運ぶ行為は巨神兵東京に現るが始まってからも止まることはなく、エヴァ本編中もずっと食べ続けていた。まるで機械の反復運動のようにパクパクパクパク、そりゃもう馬鹿みたいに食べていた。そんなに腹が減ってるなら観る前に食ってこいばーか!
や、ゴメン。おれもそうだわ。こないだのエヴァQ上映中ずーーーーーっとポップコーン食べていた。ゲップが出るくらい。
カップルなんちゃら1000円ってやつでMサイズのドリンク2個と幼児用のバケツくらいの容器にもりもりいっぱい入ってるんだよ。
最近、ポップコーンの量ってべらぼうじゃない？3人で食べても食べても無くならない。
こんなことを言うのが非常識なことくらいわきまえている。けれども言わせて欲しい。ポップコーンを食べながら観るくらいの気持ちなら、DVD発売してからてめーの部屋で観ろバカップル。
誰だって他人に軽んじられたら不快なものが一つや二つあると思う。
ずっと大事にしてる、大切な感情があると思う。私は隣の席の輩に、そんな気持ちを踏みにじられたのだ。別にエヴァを神格化したり、マナーとして有り得ないとか、そういう大仰なことを言いたいのではない。ただごくごく個人的な感情として、大切な物を踏みにじられた気がしてひどく傷ついたと同時に憤りを感じたのだ。
そいでこの気持はわかるんだよ。
モダンヒップスって、孤独のグルメの原作者であり、ドラマ版だと本編終了後に食べてるオッサンでおなじみの久住昌之さんのバンドのライブにいったとき、同じテーブル（原宿のクロコダイルってところ）でライブの間中タバコをふかしていた河合美智子氏にそっくりの（もしかしたら本人？）女性にイライラしてたんだよなあ。
当時はおれも喫煙はしてたんだけど、ライブの間はタバコを吸わないってのがなんとなく礼儀じゃないかって頭にあって。
でも、ま、そりゃあ前の席がアフロだったり禿げてて照り返しがきつかったり、ガキだったりずっとチャットしてるカポーだったりと映画館とか外は他者によって幸不幸があるからな。オーノー残念賞だって感じだよ。
ならお前がDVD買って静かな環境で見ろよって話だ罠
そういうことなんですよね。
そしてそういうことやるには果てしなくいい環境になりましたよね。テレビが大型化してこんな安くなったりなあ。
ただ、どこかのツイートで読んだけど、「映画鑑賞」ってアウトドア・スポーツってくらいで、映画館にいって映画をみてくるのはいいですよね。そういうイヤな客と込みで「映画の感想」になるからね。それはいかないと得られないことです。
ちなみに、おれの隣はJK4人組で、カヲルくんとシンジくんのアレな感じにコーフンしておられたのか知らないけど、フェロモン分泌しまくっててすごくいい匂いの中の「Q」でした。本編が男性向けじゃない分、「サービスサービスぅ」な感じトクしました。これも映画館ならではですよね。じゃないと汗臭かったり精液臭い部屋の匂いしかないわけだし。
こいつ果てしなく気持ち悪いな
ありゃ！おれもか。
ああ、この方もだ。みんな気持ち悪くて仲良く引き分けだ。
