『黒子のバスケ』脅迫問題にみる、“リアル”に影響を与えた漫画の出来事(1/4) - ウレぴあ総研

http://ure.pia.co.jp/articles/-/11086

年末に開催されるサブカルチャーの祭典、コミックマーケットコミケ)。その準備会が先日、異例ともいえる緊急の告知を出した。週刊少年ジャンプで連載されている『黒子のバスケ』、それに関連する同人サークルの参加を不可としたのだ。

黒子のバスケ』といえば2012年、『ONE PIECE』に次いで日本で2番めに単行本が売れた(オリコン調べ)ジャンプの屋台骨を支える超人気漫画。だが秋ごろから作者・藤巻忠俊氏へ恨みをもつと思われる何者かからの嫌がらせがはじまり、脅迫状により公式/非公式のイベントが次々と中止に。致死量レベルの薬物が作者に届くなど、犯人が逮捕されないまま行為はエスカレートしていった。コミケ準備会にも脅迫状が届き、やむなく冒頭の緊急告知に至ったという。

このニュースからかつてのマンガが現実世界に与えた影響を取り上げたニュースです。よくできてます。

しかし、「黒子のバスケ」は続きますね。いやがらせをやってるヒトの意味や意図がよくわかりませんが、ものすごい効果を上げてはいますね。作者をはじめとして関わっているヒト全員にダメージを与えているものなあ。
これを「野放し」にしておくのはイヤな前例を作ることになるからできるかぎり早めに何とかして欲しいところですね。

熱い漢(おとこ)の生きざまに憧れるのは健全なファンだが、なかには冒頭の『黒子のバスケ』のように言動が行きすぎてしまい、作者や他のファンたちに影響を与えてしまうケースもある。

たった1通のファンレターが発端になった例といえば、人気格闘漫画『修羅の門』がある。トーナメント戦で試合中に主人公がライバル格闘家を殺害して優勝し、それを読んだファンの一人が作者へ「殺人者が一番強いなどと言わないで欲しい」と意見を送ってきたそうだ。

きちんと作品を読んでいれば、作者が“殺人拳”を肯定するわけではなく、むしろ常に否定的スタンスで描いていたことは理解できる。にも関わらずこんなファンレターが届いたことにショックを受けたのか、『修羅の門』は第五部から先が描かれなくなった。のちに作者がモチベーションを取り戻し、『修羅の門 第弐門』とタイトルを変えて連載再開するまで、実に14年間という歳月を要した。ただ、これはファンの側にも悪意があったわけではないだろう。作者とファンの両方が、あまりに真面目すぎたことが生んだ悲劇かもしれない。

これは知らなかったわ。へー。
連載されていた月刊少年マガジンは人生で1番長い間購読していた雑誌でした。どれくらいかというと「なんと孫六」の連載前からです。
当然のことながら「修羅の門」の作者の前作とかも読んでましたし、本作も大喜びして読んでましたね。
たしかにいわれてみると不可解な終わり方をしてますね。

これより過激なケースだと、アニメ化もされたラブコメ漫画『かんなぎ』をめぐる2008年の騒動がある。小柄でかわいいヒロインが作品人気を支える大きな要因だったのだが、あるエピソードで、そのヒロインが過去に主人公以外の男性と肉体関係をもっていた(とも解釈できる)シーンが描かれた。それに衝撃を受けた一部のファンが暴走。作者に対して心ない中傷を加えたり、『かんなぎ』の単行本をビリビリに破いた画像をネット上へアップするなどショッキングな行為に及んだ。

これもすごかったですね。4年前か。4年前バカやった方々(ビリビリにしたヒト)は以降どのようにされてますかね。

参照:
[腐女子界の闇を垣間見てきた話する : あじゃじゃしたー]

黒い黒い。