自閉症の子どもが見る世界が体感できるインタラクティブゲーム「Auti-SIM」 : カラパイア

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52121344.html

一般的な人は、耳から音が入ってくると小さな音は増幅し、大きな音は弱めて快適な音量に調節し、必要な音を選択しているが、自閉症の症状の1つとしてあげられる聴覚過敏症は、自分で音量を弱めることができない。その為、日常の騒音や、大きい音、高い音などに敏感となり、まるで音の暴力を受けたかのように反射的に反応して、しばしばパニック状態を引き起こすこともあるという。

これを再現したゲームだそうです。

リンク先に動画がありますし、実際に遊ぶこともできます。

[Auti-Sim - An Indie Strategy/Sim Game | Game Jolt]

まだ遊んでませんが動画をみるに非常にこわいものがあります。

ゲームのすぐれたところに疑似体験があります。
たとえば、剣と魔法の世界の勇者になったり、戦場で銃弾をかいくぐって突撃する兵士とか、美人姉妹に前と後ろから攻められて愚息も昇天とか。

「こういうの」ってのはアリですし、新しいですよね。これなら現実もスリリングな世界になります。上記のゲームの動画は子供が公園で遊んでいるだけのところを「主人公」が歩いているというものですが、非常に怖かったです。それにすごく新しいものを感じるのですよ。
たとえば、上記の例とは逆に聴覚が非常に弱い主人公のゲームとかな。

ポイントは「おもしろい」かどうかでしょうけど。
ここいら、ゲームは芸術になるのか、純文学になるのかって感じでねえ。マンガもアニメもそういうところありますよね。娯楽のラインにあっておもしろさを生み出すのは至難の業でしょうし、そこを攻めると必ず、「だれか」が抗議してきそうですしねえ。そのハードルを乗り越えてなおかつおもしろいものって、やっぱり難しいのかねえ。

昔、犬が主人公のゲームで、画面が白黒でニオイに色がついているってRPGを考えていたことがあります。けど、犬が主人公のゲームってけっこうあるんだよね。このアイディアが使われているのかどうかって知りませんけど。