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楽器の持ち方や演奏の感じは、2次だろうと3次だろうとすごく変に見えますよね。おれはすごく気になる方です。
楽器の描写そのものより（別にメーカーとかわからなくてもいいんだよ）、それをちゃんと持てているか、それを弾いて音が出ているかどうかは重要です。
というか、逆で、そうなってないとすごく興ざめてしまいます。
それは楽器じゃないヒトも多いとは思いますけど、たとえば銃火器なんかもそうですよね。スポーツなんかもやったことあるかどうかすぐにわかるとかね。
でも、世の中は不思議なものでそれがけっこう下手なマンガ家さんやドラマでも大丈夫なんですよね。いや、ま、むしろヒットしたりな。
音楽を舞台にしたマンガで1番ヒットしたのがそうとうアレとかさ。
実際問題、そういうところに細かければ細かいヒトほどマンガとしてアレなものになるってこともいえますからね。
描く側は適当で済む
未経験者にイメージは伝わる
経験者は指摘して俺やってましたアピできる
みんな幸せじゃないか
これはちがうんだよ。
イメージだけで伝えたいなら、基本、マンガじゃなくて小説を書けって話だし、その「イメージ」こそが大事なのですよ。
必要なイメージのみを伝えるために、例えば、大観衆は丸だけとかそういう省略するのはいいんですよ。観衆をひとりひとり描くことは伝えたいことではないでしょうし。
だけど、楽器の持ち方が変ってことは伝えたいイメージを阻害するノイズになる危険性が高いわけでな。
変に描きこんだギターなのに大きさの縮尺がおかしかったり持っている姿勢がおかしかったりすると別の要素が生まれて来るわけでなあ。
医学も「そんなところにその臓器はない」
建築も「そんな構造では屋根が支えきれん」と、言い出すとどの分野でもあると思う
要するに取材不足なんだろうね
今や画像検索でそれは通用しないよな。
そして逆にお気の毒なのはだから、ある程度の画力と写実が必要になるんだよなあ。まさに諸刃。
