@nifty:デイリーポータルZ:コインランドリーってなんかすてきじゃない?

http://portal.nifty.com/kiji/130912161756_1.htm

わかる。
千葉で8年ひとり暮らしをしていたのです。その間ついに洗濯機は買いませんでした。引っ越しのときに邪魔だろうと踏んで。だから、8年間コインランドリー(とクリーニング)生活。まあ、8年引っ越しもしませんでしたが。

そして、今、こうやってコインランドリーをあまり必要としない生活になってみてわかりましたが、コインランドリーってけっこう特異な空間だったんだなあと。
打ちっぱなしの床になんかテキトーな壁紙(防水性の高い)。
どっかでそろえたテキトーな机とイス。そして発売日からすべてバラバラのマンガ雑誌が机の下の棚に古漬けのように漬かってる感じ。
ひとりでいるときの孤独な感じと、誰かといるときの息詰まる感じ。
「ああおれは今ひとり暮らししてるなあ」ってシミジミと思ったのがコインランドリーで乾燥機をまわしているのをまってるときと、エロビデオをレンタルビデオ屋に返却にいくときでした。
それが別段イヤだったわけではないんですよね。だからコインランドリー自体にあまりマイナスイメージがないんでしょうな。

そして、今の写真群が猛烈に懐かしいのは逆におれが利用していた平成のはじめのころとあまり変わってないってことでもあるんですよね。

ちなみに。
ここんところ、富山県などではコインランドリーが単体でスーパーのそばに建ったりします。この記事だと銭湯と併設しておりますが、ここいらは銭湯自体がないし。あちこちにわりとあるスーパー銭湯にはそういう「生活」を感じるような施設はないし。

ひとり暮らし向けというより大きめの洗濯機を用意して布団をまるごと洗ったりそういうことに使えるようにしております。地代の関係なのかデカ目の建物だったり、小銭で買った使い切りの洗剤とか乾燥機にいれるとふわふわ仕上げになるなぞの紙を売ってる自販機みたいのはなくて、洗剤なんかは自動供給になっておりますね。

だから、記事を書いておられる大山顕氏は地方ロケも敢行されたらおもしろいと思いますよ。多分、千葉や埼玉の東京の反対側の県境近くだとそういうコインランドリーも多いんじゃないかな。