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現在３５歳の読者が学生だった頃、つまりほんの十数年前まで「韓国が大嫌いだ！」という日本人はそう多くなかった。
ところが今や「嫌韓派」は堂々たるマジョリティ。夕刊紙は嫌韓記事を日々連発、韓国批判がテーマの新書はたちまち増刷。一体なぜか？
たしかにいわれてみると不思議。
10数年前は知る人ぞ知る的な嫌われ方と、それを乗り越えた「おもしろがり」方をされている方と、昔から根強くキライって方がいたような気がする。
根本敬氏や湯浅学氏、はたまたクレイジーケンバンドの横山剣氏のように韓国の「漢」なところにホレてらっしゃる方なんてのは、いろいろと「アレ」であることを知ってなおかつそれでも味わいがあるって感じでもてはやしておる感じ。
あとは会社で韓国旅行なんていったきたとき、嘱託のおっさんが積み立ててなかったのか自発的になのか「行かない」ってひとしきりモメたあと、おれにあんな日本より進んでない昔の田舎みたいなところをみにいってもなにも楽しくないなんてことをおっしゃってました。
まあ、たしかにそうでしたね。泊まったホテルはソウルの一等地のそこそこな一流度合いでしたが、朝にちょろっと歩いたら5分でスラム街で、家の前に切り株のまな板で中華包丁をふるって鶏を解体していたおっさんが包丁を握りしめたままこっちを威嚇してました。
丸の内みたいなオフィス街を団体で歩いていたらアカラサマなヒソヒソ話。
アメ横みたいなところでは上司が羽交い締めされて店にひきずりこまれそうになって血の気の多い雇われドライバーと一触即発になったりとかいろいろと楽しいことが多かったです。
嫌韓ブームの草分けとなった漫画家の山野車輪氏も「’０２年のＷ杯は今の嫌韓の源流となった記念碑的事件だった」と言う。
「あのＷ杯以前から、サッカーファンには韓国が嫌いな人が多かった。ただそれは、『サッカーのライバル国として嫌い』というだけで、半ばネタでいじり合う雰囲気もあったんです。それがＷ杯以降は“ガチ”な人が増えた」と語るのはサッカーライターの岡田康宏氏。
この事件はネットで「取り上げやすかった」のが大きいですよね。
「こんな汚いことをしている」ってのがわかりやすかった。テレビ画面をキャプチャしては貼り付けたりな。
そしてTVを中心としたマスコミがそのことに全く触れないなんてのも同時に取り上げることができたのも大きい。
ネットにおける仮想敵が同時に2体現れたわけですよ。
知らなかったから
１０年前なんか韓国のことなんか気にしたことも考えてこともなかった
知ったら嫌いになった
それだけ
韓国という「敵」の情報の蓄積は常時どこでもみることができるし、なんかあれば貼り付けてるしなあ。
うちの爺さんは明博が陛下に土下座しろって言った記事を見て
ブチ切れてたな。温厚な人だとばかり思ってたけど
意外と熱い顔をあるってその時知った
上記のように意外に根強く地味に静かに差別していた人が意外に多くて、「差別はいけない」っていうから黙っているだけって感じなのかもしれないよなあ。
多分、セクハラ上司も「KARAの子みたいに足長いねえ」みたいなセクハラはしてないんじゃないかと思ったり。それはなんぼなんでもあそこといっしょにするのは悪いかなって感覚があって。
通名使ってない奴いるじゃん。一緒の仕事したこともあるけど
日本で育ってるから普通のいい奴だった。
今は生きにくくなってると思って気の毒だね。
おまえらはネットだけで、そういうのとも喋ったことすらないんだろうなあ。
ちなみに上記の韓国旅行にいったとき、下請けの工場の人がいて、彼のところで働いていて現在韓国に戻った人に現地の人しかいかないって冷麺屋に連れて行ってもらったけどそこの麺のコシはキョーレツだったなあ。店の汚さもキョーレツだったけどさ。
嫌韓より嫌中のスピードのほうがやばいだろ
中国に関しては日本では三国志とか人気コンテンツだったし、パンダブームもあったし
今の中国の嫌われかたは昔では予想できなかっただろ
そうだよなあ。
今後どうなることか。
あ、あと、TSUTAYAでレンタル落ちCDを買うというライフワークがあるんですが、ここんところはK-POPSが多いですね。
そして、K-POPSってなぜか特殊なCDケースが多い。端的にいうとでかくて場所を取るので、そこんところは早く駆逐されるか普通のケースですみっこのほうにいてほしいなと思いますね。
個人的には今はフラットに「どうでもいい」ことです。
