音楽によって「時が止まったような瞬間」が生まれるメカニズムとは? - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20140204-how-hijack-subjective-time/

バーガー氏は40年前にシューベルトの弦楽五重奏曲ハ長調を聞いた時、「時間が失われて停止したような、圧倒的に強烈な感覚を体験した」とのこと。その経験から音楽が時間を操作できることを学んだバーガー氏は、「主観的時間」の操作について調査や研究を始めました。

この感じ、おれも2回くらい経験ある。
1回目は高校の夏休みの徹夜明けにウォークマン聞きながら田んぼのあぜ道を走ってたら前後左右とかの感覚が全部消えたなあ。
ちなみに聞いてたのは最後に紹介します。

2回めはYMOのテクノデリックの最後。「プロローグ」「エピローグ」。これは運転してたときで同じく時間が止まったような不思議な感じで危なかった。

日常の中でも、バーでスローテンポの音楽をかけると、お客さんは楽しい印象を受けるので長居するようになり、ドリンクの売上が増えるようになるとのこと。また、スーパーマーケットでスローな音楽をBGMに設定すると顧客の滞在時間が38%延びたという研究結果も出ています。

たしかに、バーでもスーパーでも爆速の曲はかからないわなあ。
そもそも爆速の曲でオリコン1位をとった曲はないよね。どんだけ時代が変わっても曲のテンポはある一定で止まっている。

シューベルトのような「長-短-長」のリズミカルなテンポや、「同じテンポの反復」といった音楽は主観的時間の“ハイジャック”に効果的とのことです。音楽の聞こえ方による主観的時間の感じ方は人によって異なりますが、バーガー氏は音楽の科学的な脳へ影響を意識して音楽記号を配置することで、まるで時間を操るような効果を生み出すことができると主張しています。

ミニマルミュージックとか環境音楽とかニューエイジってそんな感じでしたよね。
おれああいうの好きだったんだ。
ただ、どれもこれもクソ高い単価だし、少し変なところに足を踏み入れてる感があったのでこわかったんだけど。

こういうの流行ってほしいなあ。おもしろいから。


こういうのはやっぱりインストだよね。