「ネットに書くぞ!」は脅迫で、許してはいけない 「爆笑問題」の田中がファンの発言にキレる (1/2) : J-CASTニュース

http://www.j-cast.com/2014/02/07196330.html

「それじゃあもう、本当に(サインが)できないから、ゴメンゴメン、後でするから」

と言ったところ、

「エッーーーー!わかった。じゃあ、もう、ネットに書くからね」

と言われたのだという。田中さんは「そういうこと、しないでよ〜」とおどけて見せたが、頭の中は激しい怒りが渦巻いていた。

田中氏はラジオでけっこうな毒というか、意外に誰もついてないところの正論をついたりしますよね。
「SとかMとか性格分類するのは馬鹿みたいで嫌い」みたいなことを、全盛期のときにおっしゃってましたしなあ。
「裸の王様」を指摘する少年って意味では蛭子能収氏にならぶ芸能人では貴重な存在なのかもしれない。
これ、同じような裸の王様指摘でも、ダウンタウン松本氏や千原兄弟ジュニア氏あたりだとそれが新ルールになってしまう感じがある。

で、ネットですよ。これと芸能人のつきあいかたってのはいつの間にかけっこう深刻な問題になってますよね。
というのも、テレビ業界は最初反目して無視してましたからね。
アンダーグラウンドのことなんて思って軽く考えていたフシがある。しかも、かなり最近までそうだよな。

だからこそ、眞鍋かをりさんやら中川翔子さんが「色物」として出てきたんだしな。

ファンの言葉は捨てゼリフだったのか、それともギャグのつもりで言ったのかはわからないが、「ネットに書く」という言葉がどれだけ悪いのか、暴力的なのかを理解しているのか、と批判した。

もはや、ネットに関わってる関わってないの話じゃなくなってますしね。芸能人みたいな人気商売はかっこうの「ネタ」だからなあ。この場合の「ネット」がLINEなのかTwitterなのかFacebookなのか知りませんけどさ。

見たり聞いたりしたことをよくも考えずにネットに投稿する。そこには公には言ってはいけないことや、自分が非常識であることに気が付かないまま、常識ある相手を悪者にしている、という場合も少なくない。

ネットで自分の家庭や住んでるまわりの環境が世間の常識とはちょっとちがっていたなんて知るケースも多いんだろうなあ。
知恵袋とか発言小町なんかでも自分がまちがえてないって立場でものすげえことを書いていてたまに話題になったりしますわな。
それの最たるものは引用のとおりのTwitterなんかの「武勇伝」ツイートなんでしょうけど。
昔は目上のしっかりした人とか親戚筋がその役割を果たしていたんだけどね。

で、ポイントはこれがオバサンってことなんだよな。ネットの洗礼を受けてないでいうと、おばさんと未就学児ってあまり変わらなかったりしますよ。
だから、早めにネットは全年齢層に普及して、そこそこの常識みたいのをわきまえることを望んでやみません。もはや(ネットやってるから)特権階級とかそういうのでもないしね。
とかいって、田中氏もあまりネットと関わってなさそうではありますね。
そうだね、むしろ「非ネット」の立場でいるほうが今や特権階級なのかもしれないわな。
どこらへんにどう特権があるのかは知りませんが。