http://www.lovepiececlub.com/news/2014/05/01/entry_005132.html
おー、ちょうどよかった。昨日の記事につけたして書きたいことがあったんだ。
[もみあげチャ〜シュ〜 : 伊集院光「アナと雪の女王」を毒舌批判か「こんな毒にも薬にもならない映画は久々に見た」 - ライブドアブログ - ポ☆ニュー]
さて、そんな「アナと雪の女王」にケチをつけている芸人がいる! と今、ネット上で話題になっています。
一人は爆笑問題の太田光。
「アナと雪の女王」主題歌「Let it Go」を映画を見ながら歌える、という企画に対し、そしてそこに集う女性たちに嫌悪感を剥き出しにした発言が、話題になっています。
「変な不細工な女が、松たか子の歌、歌っちゃってさ。『ありの〜ままの〜♪』なんて言っちゃってさ、お前ありのままじゃダメだろ! ブスと雪の女王」
あらあら。不細工なオトコほど不細工なオンナに厳しいのは存知あげておりましたが、太田光君、何がそんなに気に入らないんでしょう? 女が楽しそうにしているのがイヤ? オトコのキスで目覚めない女がお嫌い?
タレントの伊集院光さんも、「アナと雪の女王」にはストーリー力がない」と一刀両断。「アナと雪の女王」を見るなら、「クレヨンしんちゃん」を見るべき、「毒」がない映画なんてつまんない、というようなことをラジオでご発言。
強烈な毒にお気づきないんですね? または、”女はバカだから”、毒にも薬にもならないお花畑映画に熱狂しているとでも?
ここまでがっつり引用しておいてなんですが、映画をみてないので映画に関する言及はできないんですよね。
だから、「アナと雪の女王」が優れた映画なのか、伊集院光氏のように(どうでもいいけど、太田氏は呼び捨てで、伊集院氏はさんづけなのね)「毒にも薬にもならない」のかは判断できませんし、太田光氏のように歌を一緒に歌うのがカッコ悪いのかはわかりません。
つまり、この記事の内容に言及することはないです(ないですからね)。
大田氏48歳、伊集院氏47歳。もはやこの年代が、「ヤング」に対する障害になっているんだあなと。
老害になっているんだなあと。
たしかに10代の若者からみれば30歳以上年上のうざいジジイなワケなんですね。
自分が10代のころにもそういう経験があったなあと。
そして自分が30年以上年上になってわかったことは、「別に若者を腐そう」とかいう意図はあまりないなあと。
この図式がちょうど若者にとってうざい3大リアクションの2つなんですよね。
「日本人だから(若いから)(田舎者だから)そういうことやってもみっともない(太田光)」
「(おれはいろいろな映画をみたからわかるけど)この映画おもしろくもつまらなくもない(伊集院光)」
どっちも10代で「アナと雪の女王」を感動した側からはすげえムカつく!って感じになるよなあ。
でも、太田氏も伊集院氏も両者とも腐す意図、貶める意図は、あまりないんじゃないかなあと思うんですよね。
こういうのってふっと出ちゃうんじゃないかなあって。
それは伊集院光氏と同級生でうざい3大リアクションの3番目がおれだだからです。
「死ぬほどどうでもいい」
実は1番タチが悪いんですよね。「どうでもいいならクビ突っ込むな」の典型なんですよ。
うざいでしょ?この記事。
知らず知らずのうちに障壁的な存在になってる自分にびっくりするやらしみじみするやら。
先日、近所に住む4歳児の女の子が大きな声で「アナと雪の女王」のテーマソングを歌ってました。
「ありのままの 姿見せるのよ」
「ありのままの 自分になるの」
4歳の女の子が力強く歌う姿に、私、しばし胸打たれ、しゃがみこんで一緒に歌っちゃいましたよ。
おれもつい「ありのまま」の意見を書いてみました。
少しも寒くないわ。
(こういう効き目の弱いイヤミもダメね)
ぼく、「ありのまま」路線だったらこっちのほうが好きだわ。