“ユルい番組”が“王道”になることへの懸念 (オリコン) - Yahoo!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000348-oric-ent

世の中の流れが全て同じ方向へと向かっていくと、そこにはマンネリが生まれてくる。“ユルさ”のマンネリが増幅された先に待ち受けるものは退屈でしかあり得ない。

蛭子能収氏と太川陽介氏の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の大ヒットを受けて、似たような番組を連発しだしているキー局への懸念なんですよ。

インターネットの普及により“視聴者離れ”が囁かれて久しいテレビ。王道たりうる、“時代の写し鏡”のようなソフトを提供することこそが、最大の“メディア”であるテレビの使命なのだ。

これさ、対象をテレビのみにしてるとそういうことになるとは思うんだけど、ユーチューバー、ニコ生、ユーストリームなんかまでその範囲を広げると、もはや、ユルいのは超王道になってるような気がする。
もちろん、それぞれは意識してないとは思いますが、いち視聴者の時間を拘束するということではライバルではあるからね。

詳しくはないんだけど、ユルいでいうならテレビは逆にちゃんと作りすぎているんじゃないかってくらい動画群はユルいとは思うんだよな。その中で有名人なんかもやってるしなあ。

またツイッターとかで実況しながらだと、それをツイートする時間ってのがあるから、意外にのんびりテンポの番組のほうが快適だったりするんだよね。早いのはツイートしてる間に次のシーンに移ってたりするし。

だから意外と「ユルい番組」というのは必然性をもった流れなんじゃないかなーとも思ったりするのです。それこそ写し鏡が正確に写し取ってる「現在」なのかもしれないと。