おお、CDという花火の燃え尽きる最後の輝きになるんかね。
廃盤のレコードを店舗向けシステム「MEG−CD」(メグ・シーディー)で製造したもの。1950〜60年代を中心に美空ひばり(1937〜89年)や石原裕次郎(1934〜87年)ら往年の名歌手らのシングルレコードなど計約2千作品が対象。レコードジャケットや歌詞カードが当時のまま復元され、CD盤の表面はレコードのレーベルデザインを復刻し、価格は1枚1千円前後だ。
メグ・シーディーの仕組みは、CD販売店内で、ネットを通じ専用端末で曲の音源やジャケットのデータをダウンロードする。その場でCDに焼き付け販売することで、店側は重荷となる膨大な在庫リスクから解放される。
これはいいよ。
完全にジジババに照準を合わせてるところがいいし、「当時のまま」ってのがいい。そいで、その場で焼くってのがまたいいしな。
どうしたってパッケージでほしいしね。いまや、CDを買うヒトは、音源がでまわってないか、パッケージでほしいか、いい音で聞きたいかの3種類くらいしかないだろ?
あとは畑を荒らすカラスを避けたいか。ま、それならブックオフかダイソーにいったほうが安く上がるし。
ただ、ま、現時点、日本海側は皆無なんだけどね。あったら、イモ欽トリオとか焼いてみるのに。
あ、思い出した。いっとき、CDの自動販売機もありましたね。すぐになくなった印象だったけど。
ポスター、タオル、イベント招待券から携帯ストラップやノート…。店頭のCDで目につくのが初回生産限定の「オリジナル特典」の数々。今年5月に発売後わずか1週間で130万枚以上が売れたアイドルグループ、AKB48のCDでは、人気投票の“投票券”欲しさに「大人買い」を誘い社会現象ともなった。
おまけ文化も流行るよなあ。おれはこっちのほうはノーサンキュー気味なんだけど。ま、音源のおまけならウエルカムか。
ま、それはそれとしてMEG−CDの試聴が楽しい。
[妖怪幻想(解説・絵 水木しげる) - 廃盤、生産中止タイトルを復刻 - MEG-CD]
こんなのもあるよ。
[妄想ボイスシリーズ - 廃盤、生産中止タイトルを復刻 - MEG-CD]
これを焼いてもらって買うのはけっこう勇気がいるなあ。