いい話。
こういう顛末モノに限らずだけど、TwitterでもTumblrでもそう。
瞬間に入ってくるかどうかって非常に大事だね。
とくに顛末モノはそう。ときおり、評判のものでも全然中身がわからないときがある。この差はどこからきているのかと思うわ。
そして、これは最後まできちんと読むことができた。

居酒屋のオヤジが店にいったら裏口にシャツとパンツで泣いてる女の子がいて、そいで店に入れてコーヒーだして事情を聞いてってはじまるけっこうな大河。
とはいえ感動したりエッチだったりとか露骨なワケじゃなくてたんたんとでも飽きさせず展開していく。

これだけの長いものを読ませるチカラってすげえよなあと。
文才があるのかどうかはともかく、きちんと「入ってくる」文章だなと。

Twitterがとくに如実だけど同じ140文字なのになにが書いてあるのかさっぱりわからない日本の文字を使った謎の羅列があったりするからなあ。
そこまでひどいんじゃなくても、140文字が長かったり短かったり、あっさりしてたり濃厚だったり、不思議なもんだよなあ。

ま、個人的にこの話の登場人物のだれにも共感を得られなかったというのがまたポイントでね。それなのにけっこうおもしろく読むことができたのがすげえなと。