http://www.j-cast.com/2013/03/07168647.html
お笑いコンビ「背中バキボキズ」のパソ・コン太郎さん(30)が2013年3月1日、ブログで芸能界引退を表明した。
時折テレビに出ることもあったが、ギャラは過去3年間でたった36万円。経済的に行き詰まり、お笑いの世界に遂に見切りをつけることになった。
えーマジか。
「笑っタメ天国」って学校の勉強をお笑いにして芸人にやらせるって企画でおもしろかったのになあ。
おもしろかったのでTwitterのフォローまでしてたのに。
3年間のギャラ総額は36万7361円(1本当たり平均1945円)と打ち明けた。
ツイッターで芸人仲間から養成所の費用40万円を稼ぐまで続けて欲しかったと言われたが、「あと3万3千円かー。ライブなら50本くらい出ないとかー」と力なく返答した。
シビアな話ですね。
投資分回収できなかったということですね。
「面白い事できないのも辛いけど、それ以上に、この世界では人付き合いが一番大切なので、人付き合い苦手な僕はかなり無理して辛かったです」とパソコン関連で先輩から頼まれごとを受けるのも負担になっていたという。「それでしょっちゅう怒られて、そのたびに自己嫌悪に陥って、すっかり人付き合い恐怖症になっちゃいました」。
ここのところがさらに生々しい。
売れている芸人さんがいくつかの例外を除いてみんな「いいヒト」にみえるってのもつまりはそこのところにつながっていくんだろうなと思うのよ。
生き残ったり売れたりするのはやっぱり現場のスタッフにとっても「いい感じ」だからこそなんだよなあと。
だから、売れてるヒトの場にいるときの「みんないいヒト」ってのはかなりいえるわけよ。
とくに芸人はそうだよな。
今のひな壇にたくさん芸人をならべて「おもしろいこと」をやるときには同業者の協力が不可欠だもんな。
以前、ネタだとは思いますが、チュートリアルの徳井氏が「おまえら(ひな壇の仲間)なんかにたよらなくてもおもしろいことやったるわ」ってひとしきり奇声を発しながら変なポーズを繰り返した後に「すみませんでした」とノーリアクションだったひな壇の仲間に土下座してるってやりとりがあったもんなあ。
「いいヒト」イコール「人付き合いがいい」ってことは火をみるより明らかですしねえ。
ネタ作りと人付き合いに行き詰まる一方で、子どもが生まれたため、子育てをする妻に代わってバイトで生活費を工面せねばならず、お笑いに集中できなかったと振り返っている。
そしてトドメがコレか。
結婚は売れてからってことなんだろうなあ。
2回くらい笑わせてもらったのでパソ・コン太郎さんにはありがとうございます。
参照
竹山自身も「30歳を前になかなか売れず、会議を開いた」といい、「結果的に僕らは何とかいい方向に向かったが、(お笑いの世界を)去った仲間もたくさんいた。お笑いを始めるよりも、やめるほうが難しいし勇気が必要。(やめた後)別の分野で頑張っている人もたくさんいるので、『負けた』という見方はしたくないし、してほしくない」と本作が描く“夢をあきらめる勇気”に対し持論を展開した。
[カンニング竹山「別れのない人生ない」亡き相方への思いを語る(映画.com) - MOVIE ENTER〜映画情報サイト - livedoor ニュース]