日本テレビ24時間テレビは海外チャリティ番組のようにノーギャラで製作できないのは何故?

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こんな24時間テレビの番組制作費はいくら掛かっているのだろうか。出演する芸能人はノーギャラではなくギャラが支払われている。
しかしアメリカで40年以上続いているチャリティー番組『レイバーデイ・テレソン』は出演者は全てノーギャラだ。フランスで行われている『テレソン』も同じくノーギャラ出演だ。無名タレントが出演するかと思いきやセリーヌ・ディオンなど大御所が、忙しいスケジュールの中、無償で出演するという豪華さだ。
一説によると日本テレビ24時間テレビの番組制作費に数十億掛かっているとのことである。いわゆるチャリティ募金以上の金額が掛かっているのだ。そんな番組に対して北野武明石家さんまは出演を断ったという。

今年はまたひときわ宣伝がすごかった記憶がありますね。放映1週間前には日テレ系列にチャンネルを合わせるたびにゆかりのゲストがバラエティだのニュース番組にでていたような気がしますです。

問題はノーギャラ云々よりもこれ「なんのために」やってるんだろう?と。
ずっと批判はあるような気がするし、どんどんと「シカケ」が多くなっていますしね。前は「ドキュメンタリー」が多かった気がするんですよ。「こういうことがあった」って。それがいつしか、「こういうことがあった」場所にタレントがいってナニかやったり、次には、なにもないところに「感動」をひねり出したりな。マラソンがその最たる例で。
そしてその原動力となるのは「愛」であり、愛により募金をして、そして地球を救ってしまうと。まあ、意味は通ってるんだけどね。
よくいわれる制作費全部寄付したほうが早いし「多い」んじゃないかっっていわれるけど、この24時間でボランティアにめざめるヒトってバカにならないんだよね。

おれの店のバイトをドタキャンして24時間テレビの募金ボランティアがありますってぶっちぎったやつがいたなあ。あれ、黄色いTシャツを記念にもらえるだけでリアルボランティアなんだよね。

ま、今となってはすっかり「夏も終わりますよ」って合図になっているよな。フジのほうは逆に「はじまりますよ」になってるけど。
そして、実際のトコロ、それ以上でも以下でもないような気がする。もちろん、なんでもそうだけど「得よう」とするヒトにはたくさんのものが得られるんだろうけどな。

[日テレ24時間テレビ:義足の少女が屋久島の縄文杉を目指すプログラムで立ち入り禁止の場所にスタッフ用キャンプ村が作られている事を屋久島ガイドが暴露:ハムスター速報]

問題は「感動」の取り分を得ようと思うあまりの暴走だよな。それはそれで「旨み」の一部でもあるけど、「カネ」には直結しないしね。